犯人は誰なんだ?
厚生労働省が発表している最新(平成28年度)の死因順位は
1位 悪性新生物(ガン) 28.5%
2位 心疾患 15.1%
3位 肺炎 9.1%
4位 脳血管疾患 8.4%
5位 老衰 7.1%
となっています。
私は現在も看護師として病院で勤務しており、過去には鍼灸師としても治療院やクリニックで多くの患者様の治療に関わらせて頂きました。ご存知の通り、多くの患者様は何かしらの基礎疾患を抱えている場合が多く、単独での疾患を抱えているということはほとんどありません。例えば、死因が老衰であっても過去に脳梗塞を起こしていたり、高血圧や糖尿病の持病を持っているケースがほとんどです。その為、普段から数種類の薬を組み合わせて内服しておられます。
ここで重要なのは、死因となるガンや脳血管疾患のような大きな病気の陰には、高血圧や糖尿病などの命に直結しない基礎疾患があり、その基礎疾患こそが死因となる大きな病気を作り出していた犯人である可能性が高いということです。
Are you ready for sickness?
病気になる為のキーワードが3つあります。
①酸化
②糖化
③腸内細菌(環境)の悪化
これら3つを理解することで
A:苦しみながら人生の最期を病院のベッドで迎えるか
B:健康的な生活を送り、人生を精一杯楽しみ最期を迎えるか
どちらの道に進むかは普段の生活習慣が大きく影響してきます。少しづつでいいので自分自身の身体に興味を持ち、普段から運動習慣をつけることや食生活の見直しなど、まずは簡単にできることから変えていくことが大切です。
次回から上記の3つのキーワードに関連した内容を少しづつお話していく予定です。